SNSを自社の情報発信媒体にする_ITコーディネータ 川西健雄

SNSを本気で使って情報発信は自社でできる体制を作るために

今月からITに関する情報(ITツール、データバックアップ、アクセス解析、SNSの活用など)を毎月掲載させていただくことになりました、株式会社ビットコミュニケーションズと申します。4月は川西が担当させていただきます。

 では早速ですが、今回は「SNSを自社の情報発信媒体にする」についてお話させていただきます。

SNSで有名なのは「フェイスブック」「インスタグラム」「ツイッター」ですが。それ以外にも「LINE」「YouTube」「TikTok」などもSNSに分類されます。

こんなにたくさんあると何を使えばいいかよくわからないですよね。簡単に特徴を書いておきます。

「フェイスブック」主なユーザー:40代~50代/実名登録なので基本は知り合いとの交流。名刺交換をするビジネスマンが多い。

「インスタグラム」主なユーザー:10代~30代/圧倒的な人気/女性が多い/ビジュアルでコミュニケーション。ハッシュタグによる拡散。
「ツイッター」主なユーザー:10代~20代/匿名で気軽に投稿できるが、拡散力が圧倒的に強い。ハッシュタグによる拡散。

 もっと詳しく知りたい場合は、ネットで「SNS比較」等で検索するとかなり細かくメリット・デメリット等が掲載されています。

さて、今回の「SNSを自社の情報発信媒体にする」という事から、まず考えていただきたいのは、どのSNSが御社のお客様に適しているのかということです。例えば景色のいいカフェであればインスタグラムがいいかなとなります。セミナーを知っていただくのであればフェイスブックもまだまだ活用できます。大学生など若い層にアプローチするような商品であればツイッターがおすすめです。また、企業間でのコラボレーションが起こりやすいのもツイッターになります。

どのSNSを使うかという事が決まれば、次は社内ルール決めになります。「SNS+ガイドライン」等で検索してください。たくさんの事例が出てきます。ただしガイドラインは重要ですが、それに縛られて発信できなくなるというのは本末転倒になります。最低限のルールで始めることをおすすめします。

 次は担当者決めです。企業であればできれば複数人でチームを作ってください。一人だと相談できず孤独になって継続できないというのが非常に多いのです。またSNSのパスワード等が企業内においてブラックボックス化することもありますので、複数での管理体制が大切です。

続かない理由として意外と多いのが、経営者がSNSの必要性を理解できていないということ。企業として経営者としてサポートは担当者のモチベーションに繋がる重要な要素となります。勢いで作ったSNSが何年も前から更新されていないというのは企業として信頼を失うと同時に、セキュリティーの観点からも問題になりますので「継続」を意識した運用を考えてスタートさせましょう。

かがわ経済レポート2022年4月号
ITコーディネータ 川西健雄

その他かがわ経済レポート掲載

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