Windowsのサポート終了について

こんにちは、ビットコミュニケーションズの内海です。

今回は、多くの皆さんがお使いのパソコンに搭載されている「Windows」のサポート終了についてお話したいと思います。
Windowsとは、パソコンの電源を入れたら、アイコンが表示されたり、マウスやキーボードを人間が操作できたりするようにする基本ソフト(オペレーティングシステムと言います)の事です。

その、Windowsのサポートとは、そもそもどういった事なんでしょうか?
Windowsは販売された後、問題点や欠陥(ぜい弱性)が見つかる度に、そこを直すために更新プログラムが無償で提供されています。そのことをサポートと言います。専門用語でWindows updateと言ったりします。
そのサポートは、基本的にインターネットを介して行われているため、われわれは普段あまり意識する事がなく行われている事が多いんです。

サポート終了とは、その更新プログラムが作られない(Windows updateが行われない)状態になるという事です。つまり、サポート終了後は、問題点や欠陥(ぜい弱性)が見つかってもそれらを直すことができず、そのまま使用する事になり、それら問題点を利用してウィルスや不正プログラムが侵入してくる可能性が高くなってしまうという事で、悪いことをする人間にとっては格好の攻撃対象となってしまいます。
つまり、ウィルス感染の確率が高くなってしまったり、自分のパソコンから他のパソコンにウィルスをまき散らしてしまったりするリスクが高くなるという事なんです。
更新プログラムが適用されていないと、ウィルス対策ソフトを入れていたとしても、防御しきれない場合がありますので、自分のパソコンはウィルス対策ソフトを入れているから更新プログラムを適用しなくても大丈夫という事はありませんので、注意が必要です。

サポート終了してもパソコン自体が使えなくなるという事はなく、普段通りに使えてしまいますので、サポートが終了している事を知らずにそのまま使っているという方が結構いるんです。

ちなみに、サポート終了時期は、Windowsの発売された時期(バージョンと言います)によって決まっています。
Windows7は2015年1月13日、Windows8.1は2018年1月9日にすでにサポートは終了していますので、今も使っているという方は新しいパソコンに買い替えた方がいいと思います。ご自分の使っているパソコンのバージョンが分からないという方は是非パソコンに詳しい方に見てもらってください。
Windows10は2025年10月14日にサポート終了すると言われています。まだ1年以上あると思われるかもしれませんが、しっかりと忘れないように対策を検討する必要があります。
具体的には、今お使いのパソコンをWindows11へアップデートするか、Windows11や今年発売予定のWindows12が搭載されたパソコンを購入するか等になりますが、今まで使用していたソフトや周辺機器が使えなくなる等のトラブルも考えられますので、どちらにしてもしっかりと検討する事が大切になります。