通販サイトでクレジットカードの情報流出が急増

こんにちは、ビットコミュニケーションズの内海です。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

昨年(2019年)通販サイトでクレジットカード情報の流出が急増したという話題についてお話したいと思います。

2019年にインターネット上の通販サイトから流出してしまったクレジットカード情報は、約34万件にもなり、前年の2018年と比べると2倍以上に急増したという事なんです。

いろいろ調査していくと、流出した通販サイトの多くが、「EC-CUBE」という通販サイト作成ツールを使用している事がわかったそうです。
具体的には、2019年に情報流出のあった通販サイトの約3/4がこの「EC-CUBE」を使用していたという事です。
この「EC-CUBE」というツールは無償で、国内約3万5千ほどの通販サイトで使用されているという人気のあるツールなんです。その「EC-CUBE」を使用している通販サイトからクレジットカードの情報が漏れていたという事なんですが、実際にこの「EC-CUBE」のツール自体に不具合があるといった事ではなく、通販サイトを作成した業者側の設定不備やセキュリティ対策の不備などが問題となっているようです。

我々消費者は購入した商品はきちんと手元に届くので、情報が流出したという事に気づきにくく、実際に搾取されたクレジットカードが悪用されて初めて流出に気づくという事になってしまうんです。。

今回の件は、消費者側での防除というのはなかなか難しいのですが、やはりウィルス対策ソフトを入れておいてセキュリティ対策を行っておくという基本の対策は必要だと思いますので、やっていない方は必ず対策を行っておいてくださいね!!