ハウス内の環境制御システム「さぬきファーマーズステーション」

弊社を含め数社と香川県とで数年にわたって開発してきた、ハウス内の環境制御システム「さぬきファーマーズステーション」について、浜田知事が県議会で答弁。農家の方々にとって便利で役立つシステムにどんどんバージョンアップしていきたと思っております。

浜田知事の答弁

問：施設園芸におけるスマート農業の取組みは。

知事：イチゴについては、遠隔操作で温度や二酸化炭素濃度などのモニタリングと制御を行う本県独自の環境制御システム「さぬファーマーズステーション」を開発し、導入した農業者の中には、収量の増加につなげる方もいるなシステムの有用性も認められてきた。
本システムのより一層の普及に向け、3月に設立した県、農業者JA香川県等を構成員とする「さぬきファーマーズステーション推進協議会」を通じて、活用の効果やメリット等を周知する。今年度は、湿度のモニタリングと制御の機能を追加するとともに、ミニトマトに導入されている自動走行によるロボット防除機について、イチゴにも活用できるよう開発・実証を進める。

農林水産省：高収益イチゴ経営を目指して

https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_zirei/r3/attach/pdf/r3-21.pdf

香川県：地域プロジェクトによるスマート農業技術の普 及啓発

https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/34473/19.pdf

独立行政法人農畜産業振興機構：スマート農業を活用したいちご栽培技術の高位平準化による生産性向上を目指して

栽培管理においては、温度管理を徹底することはもちろんのこと、必要な分だけの肥料や水を与えることで糖度を安定させており、常に「品質」にこだわったいちごを出荷している。遠隔操作で温度や二酸化炭素濃度のモニタリングおよび制御を行うことのできる県独自開発の環境制御システム「さぬきファーマーズステーション」（高位平準化システム）を活用し、作業管理の徹底・効率化を図り、高品質生産につなげている。
また、生産技術や栽培環境情報などの栽培管理データの集積・分析を行って改善内容を「見える化」し、これらのデータを生産者や指導員が情報共有・比較分析・技術改善することで、産地全体の収量や品質向上に寄与している。

https://www.alic.go.jp/content/001218330.pdf