人工知能(AI)について

こんにちは、ビットコミュニケーションズの内海です。

今日は、「人工知能(AI)」についてお話ししたいと思います。
人工知能という言葉は、最近よく聞く言葉ではないかと思います。
でも、「人工知能って何ですか?」と聞かれると具体的な答えに悩みますよね?
今日はそんな人工知能についてちょっとでも理解が深まればと思っています。

まず人工知能とは何なのか?辞書によれば、
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人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。
具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりする
コンピュータプログラムなどのことをいう。
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となっています。
分かるような分からないような・・・って感じですよね。

通常コンピュータというのは、決められた手順通りに処理を行っていくというものなんですが、人工知能というのは、人間のように経験に基づいていろいろな判断を自分で行い最適な処理を選択していくという事になります。

例えば、
お掃除ロボットが部屋を掃除する際に、通常であれば決められた手順通りに、均等に掃除を行っていくという事なんですが、人工知能が搭載されていると、今まで掃除を行ってきて、この部分により汚れやほこりがあるといった情報を経験として認識して、その部分を重点的に掃除をしたりといった事も可能になってきます。

このように便利な人工知能なんですが、2015年12月に野村総合研究所が発表したデータによると、国内601種類の職業について、それぞれ人工知能やロボット等で代替される確率を試算した結果、10~20年後に日本の労働人口の約49%が就いている職業において、それらに代替することが可能との推計結果が得られています。
要は、2025年~2035年に今人間が行っている約半分の仕事が人工知能などにとって代わってしまうという事なんです・・。
これって凄い事ですよね。ちょっと恐ろしい位のデータなんですが、これが現実ではないかと思います。

このような人工知能ですが、現在、この人工知能による「画像認識技術」が飛躍的に発展していってます。例えば、iPhoneをお持ちの方は、iPhoneで撮った写真がいっぱいあると思うんですが、その写真が検索可能なのをご存知でしょうか?
例えば、「バス」で検索すると、バスが写っている写真が検索されたりするんです。「犬」で検索すると、犬が写っている写真が検索されてきます。
つまり撮った写真が何を映しているのかという事を画像認識技術で、ほぼ把握されているという事なんです。

またGoogleが、画像をみてその説明文を自動生成する技術を開発したりしています。
例えば、ベッドの上に黒猫が写っている写真を見せると、「ベッドの上に黒い猫がいます」といった事を自動的に認識して文章を生成できるという事なんです。

このように、人工知能は我々のあまり知らないところでどんどん発展・普及をしていってます。
我々人間は人工知能やロボットとうまく共存をしていかないといけない時代になってきますね。