こんにちは、ビットコミュニケーションズの内海です。
皆さん、パソコンの部品のSSD（ソリッドステートドライブ）ってご存知でしょうか？
今までパソコン内部の記録媒体はHDD（ハードディスクドライブ）が多く採用されて
いたのですが、このHDDは数のように磁気ディスクという円盤のようなものを縦に
何層か重ねてそれをモーターで高速回転させて、その間をスイングアームといわれる
アームが動いてその先にある磁気ヘッドで情報を記録していくという仕組みです。
この構造だと、高速回転している磁気ディスクの狭い間をスイングアームが動くという
非常に精密な部品のため、動作中に振動を与えてしまったりすると壊れてしまったり、
データが消えてしまったりといった事が起こってしまいます。またモーターを使って
高速回転させているため、音がうるさかったり消費電力が高かったりといった事が欠点
としてありました。
それらの欠点をカバーできるのが、SSDです。
SSDはUSBメモリの大容量版のようなものと考えてもらえればわかりやすいと思います。
つまり、モーターや磁気ディスクやアームなどの部品は全くなく、音が静かで省電力
での動作が可能です。また読み書き速度が速くパソコンの起動や保存時にストレスなく
動作する事が可能となります。
今までは、HDDに比べて価格が高いのが欠点だったのですが、最近は低価格のSSDも
販売されつつありますので、今後はSSD搭載のパソコンが増えていく事が予想されます。
また、今現在のパソコンを高速化したい場合などはHDDからSSDへの変換というのも
可能ですので、動作が遅くなってきたけどパソコンの買い替えまではしたくないという
方には検討する価値はあるかもしれませんね！！
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株式会社ビットコミュニケーションズ
内海 信一（utsumi@bitcommunications.info）
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