関係者の除外

Googleアナリティクスを導入すると、サイトのアクセス数など計測・分析することが出きます。

ただ、アナリティクスのタグをサイトに埋め込むだけでは、
当然、自分のアクセスも、社内や制作関係者など、関係者のアクセスも含まれます。

少数の関係者しかいないから、といった理由で除外をしていないと
たとえ少数であっても、日々何度もアクセスしていたら、セッションやページビュー数は増えていきます。

デイリーな計測だけであれば、なんとなく把握はできるかもしれませんが、
これが、週次・月次・年ごとの比較・・・となっていくと
関係者のアクセスを把握することは困難になってきます。

本来の目的である、顧客の獲得や行動の分析を行うには、関係者のアクセスをきちんと除外して、解析の精度を高める必要があります。

除外には下記の方法があります。

・IPアドレスを指定して除外する
・クッキーを用いた除外
・カスタムセグメントによる除外
・アドオン(Googleアナリティクスオプトアウトアドオン導入)による除外
・クローラーによるアクセスの除外

今回は、「IPアドレスを指定して除外する」方法を説明します。

まず、自社や関係者のIPアドレスを調べます。
担当者に確認する方法もありますが、下記のサイトで調べることもできます。

https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

次に、Googleアナリティクスの設定です。

1)メニューの一番下の「管理」へ移動

2)一番右のビューの中にある、「フィルタ」をクリック

3)「+フィルタを追加」

4)「フィルタ情報」登録

①フィルタ名:任意の名前を入力
②フィルタの種類:「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」
③IPアドレス:除外したいIPアドレスを入力

完了です。

自社や運営会社、制作会社といった関係者の除外設定をして、精度の高い解析を行って下さい。