取り組みが総務省「地域社会DXナビ」に紹介

漁業DXでエサも作業量も減! 安定収益の養殖業へ

香川県は、北は瀬戸内海、南は讃岐山脈にはさまれるように讃岐平野が広がり、古くから海上交通の要衝として栄えてきました。100年ほど前に世界で初めてハマチの養殖に成功して近代的な海産魚養殖の礎を築き、今も同県直島町をはじめとする瀬戸内海の島々や沿岸部ではハマチやヒラメ、カンパチなど数多くの魚が養殖されています。しかし、少子高齢化が進むなか、収入が自然に左右されやすく、きつい作業もある漁業の若者離れは深刻で、後継者不足に悩んでいるといいます。そこで、「香川県漁業協同組合連合会(JF香川漁連)」や民間企業がタッグを組んで、総務省「地域デジタル基盤活用推進事業」の実証事業を活用。魚の養殖に必要なノウハウや手間をデジタル技術で補い、安定して高収益を得られるような漁業DXを創出し、「若者に選ばれる漁業」を実現しようと取り組みを始めています。

https://dx-navi.soumu.go.jp/case/003